現金と経験

投稿者: | 2014年7月2日

皆さん、おはようございます!

『東岡崎 居酒屋明月』の藤原です!

 

 

「ビジネスの世界はすべて二種類の紺で支払われる。すなわち、現金と経験だ。まず経験をすること。現金は後でついてくる」

元IT&T会長、ハロルド・S・ジェーンさんの言葉です。

 

中学や高校生の頃、アルバイトをするのに時給なんて気にしたことがなかった。働けることが楽しかった。

知らないことばかりだったし、早く一人前だと思われようと必死だった。

お金はいらないから働かせてほしいとその店舗の責任者に懇願したこともあった。

 

時給なんて気にしてなかったけど、結果として6万8000円を給料として手にした時、こんなに貰って良いのかと心配になった。今から23年も前の話だ。

 

家に帰ってその六万八千円を親父に見せると、親父は嬉しそうに、でも真剣に僕に言った。

 

「今のその気持ちを絶対に忘れるなよ。よく頑張ったな。」

 

今でもあの時の興奮は忘れない。

 

でもそんな風に働いたお金よりも、その時必死に覚えたことのほうが今になって、実は活きている。

 

今、店で僕が作っている料理の原型はその時覚えたことが元だ。

つまり、その時の経験こそが今の収入の大きな源泉となっている。

 

もしもあの時、お金に意識を集中していたら、肝心な知識や経験を得られなかったと思う。

今、店で出しているキャベツの塩漬けの原型も、人気商品の唐揚げの原型も、その時皆が手を出したがらなかった、どちらかといえば割の良くない作業からヒントを得ている。

当時の時給で割が合わないと嘆いていた連中は今は何をしているだろう。

知っているけれど。

 

綺麗ごとを言うつもりはない。

でも、すぐに得られる金など気にせず、我武者羅に働くほうが、結果得られるものが多いことは経験的に知っている。

割が合うとか合わないとかは、その後どうとでもなるものだ。

 

自分の価格は自分で決めなさい、と云うことの本質はココにあるのだと思っている。

 

人生の価値を自分なりの時給にすればいい。

 

現行の時間ではなく、人生という大きな時間で考えると、当時の僕の時給500円は、実は10000円以上だったのかもしれない。

 

しかもその時給は、自分で決めたといっても良い。

割が合うとか合わないとかは、その後どうとでもなるのだから。

 

しかし、今僕の価値が表面化したわけではない。

 

自分の価値はまだこの後ずっと先に出るからだ。

 

僕は、まだまだこれから!

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ってなわけで、本日も熱く張り切っているわけですよ!

(o^-’)b

イェイ!

 

 

 

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