皆さん、こんにちは!
『東岡崎 明月』の藤原です!
さてさて、9月13日。
我々夫婦の結婚記念日というやつです。
8年前の今日、入籍したわけです。
本当に貧乏で(今も変わらず)、何も無いスタートでした。
先日ブログにも書きましたが、式も、指輪も、旅行もしなかった。
特に今日と日を記念にという頭も無く、書類がそろった時点での届出でした。
すでに一緒に暮らしはじめていたので、その日の早朝に家内は豊田の実家に挨拶に行き、僕は親父に今日届出を出す旨を伝えた。
家内が戻ってくると朝一で役所に届け出て、その足で仕入れに行き、昼前には店で仕込みをはじめていた。
家内にしては本当に味気ない一日になってしまったとも思う。
でも僕にとって重要なのは、セレモニーよりも日常だった。
お金が無くて何もしてやれなかったけれども、日常の中にある幸福をたくさん見つけることが出来た。
飛びっきり輝ける日は無かったかもしれない。
毎日が判で押したように同じような日常だったかもしれない。
でも同じような毎日でも、僕たちはそこに小さくても花を見つけてきた。
小さな小さな名前もないような花だ。
これからも同じだと思う。
僕たちは代わり映えしない日常を繰り返し、小さな花を目で明日を迎えるのだ。
いつの日か、ホッと一息でもつき、僕たちは後ろを振り返る。
そしてその時、二人で重ねて歩いてきた道筋に花束を見るのだ。
かけがえの無い、たった一つの、小さな花を寄り集めた、我々だけの花束だ。
そのときにこそ、あの味気なかった我々のスタートがより一層輝いて見えるのだ。
昨夜日付が変わったあと、僕は家内に言った。
「結婚記念日だ」
家内が微笑んだ。それだけでいい。
それだけで、輝かしい今日という日なのだ。
僕たちはそんな一コマ一コマに、今日も小さな花を愛でている。
それは明日にだって変わらない。
なんてね、またちょっとおセンチになっちゃった!
(●´ω`●)ゞてへへ!
そんなこんなで、本日も輝かしく張り切っているわけですよ!
(o^-‘)b
イェイ!