瞬間的に、反射的に、父親的に、そして漢の詩

投稿者: | 2025年10月8日

皆さん、こんにちは!
串焼きホルモンが旨い居酒屋「東岡崎 明月」の藤原です!

ちょっとこのブログの更新サボっちゃっていました。
理由はよくあるあれですよあれ、
「時間が無くて~」

「時間はある無いじゃない! 作りなさい!」
「はい!」

という事でですね。

ちょっと前の話にはなりますが、

休日のお昼ご飯後に娘が言うわけですよ。

「文化祭出品用の作品の画材が買いたいから、画材屋さんに連れてって」

もちろん二つ返事ですよ。

先に車に乗り込んで、待つこと十分。

ちっとも出てこないなと待ちくたびれた頃に登場。で、不機嫌にこんな事を。

「おばあちゃんからもらったお小遣い失くしちゃったんだけど」

「いやいや、誰も取らないから、きっとあるはず。ちゃんと後で探してね」

そんな風に車を走らせながら娘は続けます。

「キャンバス買いたいんだけど、お金足りるかなぁ。二千円しかないんだけど」

「おおよその値段を調べてみたら?」

娘はスマホで値段検索してホッとした様子。「大丈夫そう」

「それは良かった」

画材屋さんに到着し、いくつか物色して、これで良いとレジに向かう娘。

僕は娘の後ろで、そんな一部始終を見守っておりました。

レジ係の方が合計金額を言い、娘が財布を取り出すその刹那!

「お父ちゃん、出してくれないんだ?」

何それ?

何その邪悪な響き?

何その悪い女風なセリフ?

何その昭和のクズ男みたいな言い方?

「出しませんよ、そんなの。そう言う約束じゃない?」

そうなんですよ。ちゃんと出がけにお父ちゃんは出しませんよと宣言したんです。

娘はため息交じりに支払い、見下したように一瞥し、車に乗り込みました。

娘って怖いですよ。

だって瞬間的に、反射的に、父親的に、自分の財布に手がかかりましたもん。

危ないところでしたよ、本当に。

しかし娘よ!
改めてここに宣言しよう!

お父ちゃん(漢)は財布ではありません!
でもあてにされるのは嫌いじゃない!
お父ちゃんは財布ではありません!
でも頼られるのは嫌いじゃありません!
お父ちゃんは財布ではありません!
でも期待には応えたくもあります!
お父ちゃんは財布ではありません!
お父ちゃんはお父ちゃんです!

   ――悲しい父(漢)の詩

あぁ、この頃が懐かしい…

ってなわけで、今週も張り切らずには行かないわけですよーーーーーーーーーーだ!
(o^-‘)bいぇい!

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